土木の「わからない」を、
現場の言葉でほどく。
教科書を読んでも結局ピンとこない——そんな若手のための分野別ガイドです。測量から設計、施工まで、実務でつながっている知識を「どこから読めばいいか」がわかる順に整理しました。まずは入門記事から、地図をたどるように。
まとめ早見ガイド
各シリーズの要点を1ページに集約した早見ページ。全体像をつかみたいとき、あとで見返したいときの入口に。
測量・調査
すべての土木の出発点。「いまどこに、どんな地形があるか」を正しくつかむための基礎。
測量とは
土木の出発点。位置と高さを「測る」とはどういうことか、基本の考え方から。
入門 READ 1-2基準点・水準点
測量の拠り所。基準点と水準点はそれぞれ何を示し、どう使い分けるのか。
標準 READトータルステーションとGNSS
現場の主力機器。それぞれの仕組みと、得意・不得意を実務目線で。
準備中 COMING SOON現況測量と用地測量
目的で変わる測量。成果物や精度の違いを整理して、混同をなくす。
準備中 COMING SOON設計・製図
測った地形を「つくるもの」に変える工程。図面を読み、比べ、数量に落とすまで。
土木設計の流れ
調査から予備設計、詳細設計まで。設計全体の地図を一枚で把握する。
入門 READ 2-2図面の読み方(平面・縦断・横断)
3つの図面を行き来して立体を頭に描く、読図のいちばん大事な基本。
入門 READ工法比較はなぜ必要か
最適解を選ぶための比較表。そこに込められた判断の根拠を読み解く。
準備中 COMING SOON数量計算と概算金額
図面を「金額」に変換する数量の考え方。設計が予算につながる接点。
準備中 COMING SOON工事・施工
図面が現場で形になる段階。設計とのつながりと、現場を回す管理の全体像。
公共工事はどう進むのか
予算から発注、施工、完成検査まで。公共工事の一生を一本の流れで把握する。
入門 READ施工管理の4大管理
工程・品質・原価・安全。現場を回すために押さえる管理の全体像。
準備中 COMING SOON道路設計の基準
道路構造令をベースに、設計数値の「根拠」を解説する実務シリーズ。区分・幅員・線形・建築限界まで、順番に読めば道路設計の骨格がつかめる。
道路設計の基準 早見ガイド
区分・幅員・線形から建築限界まで、12項目の設計数値を1ページで早見。各解説への入口に。
まとめ READ 4-1道路の区分と設計速度
設計の出発点。種と級はどう決まり、設計速度はどう選ぶのか。第3条・第13条を現場目線で。
入門 READ 4-2車線と路肩の幅員
なぜこの道路は3.0mなのか。幅員の決まり方を根拠から。第5条・第8条。
入門 READ 4-3最小曲線半径
カーブの半径はどう決まるか。設計速度ごとの表と根拠式。第15条。
入門 READ 4-4片勾配
カーブで路面が傾く理由。最大値6・8・10パーセントの使い分け。第16条。
入門 READ 4-5縦断勾配
上り下りの限界はどこか。設計速度ごとの最急勾配。第20条。
入門 READ 4-6縦断曲線
勾配の変わり目を滑らかに。半径と長さの決め方。第22条。
入門 READ 4-7視距
「見える」を設計する。設計速度ごとの必要視距。第19条。
入門 READ 4-8拡幅と緩和区間
カーブで車線を広げる理由と、すりつけの長さ。第17条・第18条。
入門 READ 4-9横断勾配と合成勾配
路面の傾きの基準。排水と2%、合成勾配の上限。第24条・第25条。
入門 READ 4-10建築限界
道路の上の「何も置けない空間」。車道4.5m・歩道2.5m。第12条。
入門 READ 4-11待避所
1.5車線的道路のすれ違い施設。間隔300m・長さ20m・幅員5m。第30条。
入門 READ 4-12停車帯
第4種道路の停車スペース。幅員2.5m。路肩との違い。第9条。
入門 READ交差点と排水の設計
交差点設計と道路排水の実務シリーズ。平面交差・右折車線・交通島から、側溝・集水桝・排水計算まで。線形の次に必ず出てくる「面」と「水」の設計をまとめて押さえる。
交差点と道路排水のまとめ
平面交差・右折車線・交通島から、側溝・集水桝・排水計算まで。「面」と「水」の設計を1ページで早見。
まとめ READ 5-1平面交差の基本
5枝禁止・すみ切り・見通し。交差点設計の出発点。第27・28条。
入門 READ 5-2右折車線の長さ
テーパー・シフト・滞留の3要素。ld=V・ΔW/6の式。
入門 READ 5-3左折車線と隅角部
街角半径と巻き込み防止。横断歩道と一体で設計する。
入門 READ 5-4交通島と導流路
車の動線を整理し交錯を減らす。ラウンドアバウトまで。
入門 READ 5-5道路排水の全体像
表面・地下・のり面の3本柱。排水勾配0.3%。流末から考える。
入門 READ 5-6側溝の種類と使い分け
L型・U型・自由勾配。車道にU型を使わない理由。
入門 READ 5-7集水桝と管渠
桝間隔20m・凹部には必ず桝。輪荷重で使い分け。
入門 READ 5-8路面排水の計算入門
合理式 Q=C・I・A/360。集水面積は背後地まで。
入門 READ構造物の設計
擁壁とカルバートの実務シリーズ。型式の使い分け、安定計算(転倒・滑動・支持力)、排水、ボックスカルバートの荷重まで。土を支え、土の下を通す構造物の設計をまとめて押さえる。
構造物設計の基準まとめ
擁壁の型式・安定計算・排水、カルバートの荷重と「溝橋」まで。5項目を1ページで早見。
まとめ READ 6-1擁壁の種類と使い分け
重力式・もたれ式・片持ち梁式。高さ・地盤・用地の3軸で選ぶ。
入門 READ 6-2擁壁の安定計算
転倒・滑動・支持力の3照査。土圧と連動する断面決定。
入門 READ 6-3擁壁の排水
背面の水が土圧を増やす。水抜き孔5m以内・裏込め・透水材。
入門 READ 6-4ボックスカルバートとは
用途・種類と「溝橋」の境目(外寸2m・土被り1m未満)。
入門 READ 6-5カルバート設計の考え方
鉛直土圧・活荷重・水平土圧の3荷重。土被りで支配が変わる。
入門 READ正確さと、わかりやすさの両立。
図面は、ただ正しいだけでは前に進みません。発注者の決裁を通すには、技術を知らない人にも伝わる「説明」が要る。受注者と発注者、その両方を経験したからこそ書ける視点を、別カテゴリーでまとめています。